11/30更新|バリ島火山ついに噴火!アグン山の噴火最新情報|飛行機のフライト運行状況。観光客への影響は?

ついに半世紀ぶりにバリ島のアグン山が噴火!

26日には大規模な噴火も観測されバリ国際空港も閉鎖される事態となっています。29日の午後より一旦再開されましたが、現地では混乱が続いています。

日本人にも人気の観光地であるバリ島。現時点での観光への影響はあるのでしょうか?これからバリへ旅行に行かれる計画がある場合、どんなことに注意する必要があるでしょうか?

現地の防災ハザードマップの情報も。

アグン山噴火の最新情報

インドネシア火山地質災害対策局の報告によると、9/24日の日曜日に水蒸気と見られる白煙の放出が始まり、高さ200mほどに。

また地震も頻発しています。25日には火山によるものと思われる浅い地震が102回観測されており、火山活動が活発化している様子が窺い知れます。浅いところでの地震が増えるという事は、マグマが上昇してきていると推測されます。

政府は噴火の警戒レベルをレベル3の「警戒」から最高レベルにあたるレベル4の「危険」に引き上げ、6万2000人の住民を対象に避難勧告を出しました。

現在、自主避難している人も含めると、避難者の数は13万人を超えています。

9/30日追記

インドネシア政府は、アグン山の噴火によりデンパサール国際空港が閉鎖した場合、国内の10の空港を代替利用する案を発表しています。すでに各空港への移送のため300台のバスも手配済み。またフェリーでジャワ島など島外へ移送する手はずも整えています。

緊急時の対策もしっかりとたてているようです。

10/9日 追記

なかなか噴火が起きないので、もう小康状態でこのまま収まってしまうのではないかと楽観視する声も聞かれますが、現地当局による10/8の発表では、アグン山の火山性地震が先週に比べて増えており、噴火の危険性は依然として高い状態であるとのことです。

10/13日 追記

インドネシア政府はアグン山がいまだ噴火の可能性が高い危険な状態を保っているということで、非常事態を10/26日まで延長すると発表しました。10/14の土曜日には、360回もの火山性振動が観測されています。

10/29日 追記

インドネシア政府は噴火警戒レベルを1段階引き下げると発表しました。これは火山性地震の回数が減少していることを受けたものです。これに伴い立ち入り禁止区域も半径7.5キロ圏内に縮小されています。

11/24日 追記

災害対策局の広報官によると、11月21日の夕方からアグン山の軽微な噴火が始まったとのこと。700mほど噴煙があがり火山灰の降灰も確認されているとのことです。しかし現段階ではマグマが噴出するような噴火ではなく、マグマによって温めれた加熱水による噴火。インドネシア政府は、危険性はそこまで高くないとの見解。先月末に引き下げられた警戒レベルはそのままの状態です。

11/27日追記

26日の夜に本格的な噴火が観測されました。マグマの噴出のような赤い光も観測され今後も大規模な噴火が起こる危険性が高まっています。噴煙が4000m付近まで立ち上るなどいよいよ火山活動が本格化してきているようです。

インドネシア政府は、今回の噴火にを受け、警戒レベルを最大に引き上げました。十分注意が必要です。

数ヶ月のモニタリングを経て、噴火が始まったアグン山。今後の動きが気になります。

バリ島観光への影響は?

まず、アグン山の位置をバリ島の地図を見て確認してみましょう。

こちらは分かりやすいように個人的に作成したマップです。

一番右上にある赤の山のマークが火山アグン山です。アグン山はバリ島の北東部に位置しています。

そして左下の方にある青の飛行機マークがバリ島のデンパサール国際空港です。

アグン山からデンパサール国際空港までは、直線距離にして70kmほど離れています。

緑の星マークの部分はバリ島の人気観光エリアです。こちらも島の南部に集中しており、アグン山からは離れています。

唯一地図真ん中のウブドエリアは、アグン山に比較的近い場所に位置しています。

この地図と、アグン山の防災ハザードマップを見比べてみましょう。

アグン山の防災ハザードマップ

防災マップによると、赤が危険エリア、緑が土石流が流れる可能性のあるエリアとなっています。

この地図からも分かるように、もし火山が噴火しても影響は島の東部の比較的限定された地域のみ予測されていることが分かります。

在デンパサール日本総領事館によると、9月28日現在、アグン山山頂から9km圏内、そして北、北東、南東、南から南西部は12km圏内の区域への立ち入りが禁止されています。

※ 11月27日現在、本格的な噴火に備え、山頂から最大8-10km圏内に広げられています。

参照:インドネシア:バリ島アグン火山の警戒レベル引き上げに伴う注意喚起(新規)

 

アグン山観光ツアーや、アグン山にある、ブサキ寺院への観光などは控えた方が良いでしょう。

最新の航空会社の対応。(11月30日現在)

26日からの噴火により、一時閉鎖となっていたバリ国際空港。風向きなどの状況が少し改善されたことから、29日午後より再開されました。

しかし、変わってロンボク島の空港が再度閉鎖される状況に。

両空港とも、風向きによって、閉鎖や再開を繰り返しており、ダイヤも大幅に乱れています。まだまだ混乱は続くものと思われます。

各航空会社とも最新の情報を公式ホームページのニュースコーナーにアップしていますので、目ざとくチェックしましょう。

政府が準備したバスで、ジャワ島スラバヤ空港へ向かい、スラバヤからジャカルタへ空路で向かう人も増えているようです。このルートなら便さえ確保できれば帰国可能かもしれません。

バリ島のツアーキャンセルすべき?

せっかく計画していたバリ島への旅行。「行ってもいいのか?キャンセルすべきか?」と悩んでる方もおられると思います。

外務省は、アグン火山及びその周辺への渡航を予定している方は、中止又は延期するようにしてください。という声明を出しています。

空港が閉鎖されたいま、いつまでこの状況が続くのかはわかりません。

ツアーなど延期できるようであれば延期した方が良いでしょう。

また行かれる方は自己責任でリスクマネージメントを考えて行かれることをおすすめします。

ちなみに前回アグン山が噴火したのは、1963-64年。死者1,148名、負傷者296名という甚大な被害をもたらしました。

アグン山に近づかなければ直接の被害はないかもしれませんが、火山灰の影響で再び空港が閉鎖された場合、空港が再開されるか、帰りの別ルートが見つかるまで長期間バリ島に滞在しなければいけなくなる可能性があります。

そうなると、宿泊費もかさみますし、日本での仕事などへの影響も考えて置かなければならないでしょう。

「海外旅行保険に入ってるから帰りの便の変更費用も大丈夫だろう」と思っている方もおられるかもしれません。しかし普通の海外旅行保険ではそのような費用は補償されません。もし、行かれる方は、海外旅行保険の「旅行変更費用補償特約」を必ずつけておきましょう。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
海外旅行中に地震や噴火、海外旅行保険って適用されるの?

※  どの程度まで補償されるかは、保険会社によって細かく異なります。詳しくは各保険会社に確認しましょう。

また行かれる際は、必ず外務省の「たびレジ」への登録を忘れないようにしましょう。いざという時に、現地の在外公館から緊急情報提供をメールで受け取る事ができます。

まとめ

  • アグン山でついに噴火が観測。本格的な噴火。
  • 明日30日の朝まで、国際空港は閉鎖。いつ再開するかは未定。

今回は、バリ島のアグン山の噴火情報についてまとめてみました。新しい情報が入り次第、随時更新していきたいと思います。

参照記事:Bali volcano: Are flights cancelled? Are tourists in danger? What about travel insurance?(英語)

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