【海外旅行準備】予防接種と注射の種類・スケジュール・値段を一挙公開!

【海外旅行準備】予防接種と注射の種類・スケジュール・値段を一挙公開!

海外旅行や海外長期滞在する際に必要なもの、それはズバリ予防接種です!

でも、何を打っていけばいい?いつ打てばいい?いくらかかるの?はい、ズバリお答えします!予防注射の種類・スケジュール・値段を一挙公開します!

予防接種しておいてよかったエピソードも読みたい方は⬇︎

http://tabihack.jp/nepal-inuinu/

何を打てばいいの?

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アジアの物価の安い国で悠々自適な海外移住ライフ!素敵ですねぇ。でも、リスクやデメリットも、もちろん考慮に入れておきたいですね。

アジアの中で、いや世界中見ても日本ほど高い衛生観念を持った国民はいません。つまり海外移住するとなると、当然日本より不衛生なところに住むわけです。そして、不衛生なところというと、当然風土病や感染症が流行します。

 

一体、自分が行きたい国は何の予防接種が必要なんでしょう。チェックすべきサイトは、こちらです。FORTH 厚生労働省検疫所のホームページをご覧ください。

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国・地域別情報の欄をクリック。

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ここで、調べたい国・あなたが行きたい国をクリックします。

代表的なものを以下にあげます。

 

感染症名 感染リスクのある国 副作用 接種回数 有効期間 ワクチンの種類※ 注意点
黄熱 中央アフリカ・南米 10-30% 1回 10年
ポリオ パキスタン・アフガニスタン ほとんどなし 1回(要確認) 10年 不活化or生 幼児期に打ったワクチンの種類・回数を要確認
A型肝炎 一部地域を除き世界中 ほとんどなし 最低2回 3回接種で5年 不活化 3回接種には半年以上かかる
B型肝炎 一部地域を除き世界中 10% 最低2回 3回接種で5年 不活化 3回接種には半年以上かかる
狂犬病 アフリカ・アジア・中南米 軽度のものが10% 3回+曝露後2回 3年 不活化 曝露前接種をしているかによって曝露後接種の回数変化

3回接種には半年以上かかる

破傷風 世界中 5% 最低2回 3回接種で10年 不活化 過去10年以内に受けているか確認

3回接種に1年半以上かかる

腸チフス 東南アジア・アフリカ・中南米 10% 1回 2年 不活化 国内未承認
日本脳炎 アジア ほとんどなし 3回  5年  不活化 従来ワクチンと新ワクチンがある

※上記で記したワクチンの種類は、そのワクチンを接種後、他のワクチンを打つために空けなければならない期間に影響します。生ワクチンは28日間、不活化ワクチンは7日間期間を開ける必要があります。なお、接種間隔は日本の基準をもとにして書いています。WHOが定めた国際基準は、原則日本の基準より厳密ではありません。ですので、海外での接種を考えておられる方は、接種間隔の一部情報が上記の通りではありません。

 

詳しくは感染症ごとに以下に記します。

黄熱

黄熱は、蚊によって媒介される感染症です。

潜伏期間は3~6日で、突然の発熱、頭痛、背部痛、虚脱、悪心・嘔吐で発症する。発症後3~4日で症状が軽快し、そのまま回復することもある。しかし、重症例では、数時間~2日後に再燃し、発熱、腎障害、鼻や歯根からの出血、黒色嘔吐、下血、子宮出血、黄疸などがみられる。

出典; wikipedia.黄熱

中央アフリカと南米に渡航される方は長期・短期の区別なく打っておかなければならない注射です。任意接種ではなく、上記の流行地域に入国する際に黄熱の予防接種証明書(通称yellow card)の提出が求められます。また出国の際にも必要となります。

黄熱ワクチンは一度接種のみで、10年間有効です。

発疹・頭痛・筋肉痛・発熱などの症状が副作用として、10-30%の方に見られます。65歳以上の高齢者は副作用が多く見られる可能性があります。

接種後28日間は、他のワクチンを打つことはできません

ポリオ

ポリオは小児麻痺として、よく知られている感染症です。ですが、大人にも感染する危険がもちろんありますので、ポリオウイルス常在国に渡航される方は接種を考えて方が良いでしょう。

潜伏期間は1 – 2週間。発病初期の症状は、発熱、頭痛、倦怠感、嘔吐、下痢など、感冒・急性胃腸炎に似たものである。

このような症状が1 – 4日続き、熱が下がるころ足や腕に弛緩性の麻痺が起こる。ときに横隔膜神経・延髄麻痺を生じて呼吸不全を起こし、死亡する危険が生じてくる。5 – 10人に一人の確率で終生麻痺が残る。 基本的には脊髄の前角が侵されるために、感覚障害が起こることはない。

出典; wikipedia.ポリオ

ポリオウイルスは現在、諸外国のポリオ撲滅のために払われた努力の結果、常在国はパキスタンとアフガニスタンのみとなっています。その他は生ワクチンを接種したことによる感染のようです。

小さい頃にポリオワクチンを接種していたとはいえ、通常、どのワクチンも10-15年で抗体がなくなります。ぜひ、常在国に渡航される方は、赤ちゃんの頃に打ったので、と思わずに、予防注射をしておきましょう。

ポリオワクチンの副作用はほとんど見られません。生ワクチンの場合、ごく稀にポリオを発症する場合があります。

不活化ポリオワクチンの場合、接種後7日間、他のワクチンを接種することができません。

大抵の方は、赤ちゃんの頃に生ポリオワクチンを二度接種しているはずです。ですので、基礎接種がある方として、病院で不活化ワクチンを一度接種すればよいでしょう。

A型肝炎

糞便に含まれるウイルスが、不衛生な水や氷、野菜や果物、魚介類を通して、経口感染します。

一般に小児では不顕性か発症しても軽い症状で終わることが多い。一方、成人では明瞭な黄疸症状を呈する事が多く灰白色便、発熱、下痢、腹痛、吐き気・嘔吐、全身倦怠感などの症状があり、初期には風邪と類似の症状がみられる場合がある。高齢者ほど症状が重くなりやすい。

出典; wikipedia.A型肝炎

オセアニア・ヨーロッパの一部地域・北米を除くほとんどすべての地域で感染リスクがあります。

60歳以下の人は抗体保有率が少ないので、接種しましょう。

接種後、2-4週間後に2回目を接種しましょう。さらに半年後に3回目を接種すると、5年間有効とされています。

副作用はほとんどなし。非常に安全なワクチンとされています。しかし、稀に倦怠感・発熱などを引き起こす場合があります。

渡航までに4週間を切っている場合免疫グロブリンの注射を一度すれば、最高半年間A型肝炎の抗体を保有することができます。

B型肝炎

血液や体液を介して感染します。不衛生な医療器具などにも感染リスクがあります。

B型急性肝炎は、HBVに感染してから1-6ヶ月の潜伏期間を経て、全身倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、褐色尿、黄疸などが出現します。尿の色は濃いウーロン茶様であり、黄疸はまず目の白目の部分が黄色くなり、その後皮膚も黄色みを帯びてきます。

出典; 国立国際医療研究センター

日本を含め、世界中で発生しています。

10%ほどの人に倦怠感や頭痛などの副作用が見られます。

1回目接種後、4週間空けて2回目、半年後に3回目の接種が必要です。3回目接種後、5年間有効とされています。

狂犬病

感染動物の唾液を通して感染します。噛みつかれたり、前足で引っかかれたり、することによって感染します。発症すると、ほぼ100%死亡します。

急性期には不安感、恐水症状、恐風症、興奮性、麻痺、精神錯乱などの神経症状が現れるが、脳細胞は破壊されていないので意識は明瞭とされている。また、腱反射、瞳孔反射の亢進(日光に過敏に反応するため、これを避けるようになる)もみられる。その2日から7日後には脳神経や全身の筋肉が麻痺を起こし、昏睡期に至り、呼吸障害によって死亡する。

出典; wikipedia.狂犬病

アフリカ、アジア、中南米ほとんどの地域で発症事例が見られています。台湾、中国の上海や北京など発展した都市でも、報告されています。

狂犬病の予防には噛まれる前(曝露前接種)と噛まれた後(曝露後接種)を両方行わなければなりません。曝露前は、1回目接種後、4週間空けて2回目、半年後に3回目の接種が必要です。3年間有効とされています。

曝露前接種をしていて噛まれた場合は、1回目接種後、3日後に2回目を接種するのが一般的です。

曝露後の接種回数やワクチンの種類は国によって異なりますので、もし噛まれたなら急いで現地の病院に行き問い合わせましょう。

また、あるサイトには曝露前の3回目の狂犬病の注射を渡航先の国で受けることもできると書いてありましたが、日本と渡航先の狂犬病ワクチンの種類が異なる場合、3回目を渡航先で受けることはできません!渡航までに半年以上の猶予がない場合は、渡航先で一から打ちましょう。

国際基準では、曝露前接種1回目を打った7日後、28日後に、と日本より短期間で打つことができます。

不快感・全身の痛み・頭痛などを引き起こす場合があります。また狂犬病ワクチンは筋肉注射のため、他の予防接種よりも強い痛みを感じる人もいます。

破傷風

破傷風菌に汚染された土壌から感染します。

徐々に、喉が狭まり硬直する、歩行障害や全身の痙攣(特に強直性痙攣により、手足、背中の筋肉が硬直、全身が弓なりに反る=画像)、など重篤な症状が現れ、最悪の場合、激烈な全身性の痙攣発作や、脊椎骨折などを伴いながら、呼吸困難により死に至る。

出典; wikipedia.破傷風

世界中で感染事例があります。主に道路が舗装されていない発展途上国に多く見られますが、先進国でも破傷風菌は検出されています。

過去10年以内に接種していなければ、最低2回の接種が必要です。1回目を受けてから、3-8週間後に2回目、猶予があれば12-18ヶ月後に3度目を打ちましょう。

3回接種で10年有効とされています。10年以内に受けている場合は、一度の追加接種でさらに10年有効の抗体ができます。

5%ほどの人に発熱などの副作用が見られます。

腸チフス

感染者の便や尿で汚染された、食べ物を介して感染します。

感染後、7~14日すると症状が徐々に出始める。腹痛や発熱、関節痛、頭痛、食欲不振、咽頭炎、空咳、鼻血を起こす。3~4日経つと症状が重くなり、40度前後の高熱を出し、下痢(水様便)、血便または便秘を起こす。

出典; wikipedia.腸チフス

東南アジア・アフリカ・中南米など発展途上国に多く事例が見られます。また、渡航先で雨季など不衛生な時期には感染リスクが高まります。

日本では承認されている腸チフスワクチンがないため、個人輸入する病院でなければ打てません。

10%ほどの人に発熱・頭痛・倦怠感などの副作用が見られる場合があります。

2年間有効です。

日本脳炎

を介して感染します。

突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。

出典; 厚生労働省

アジアの広い地域で事例が報告されています。

25歳以上の人は3回接種が必要です。3回接種で5年間有効です。

副作用はほとんど見られませんが、ごくごく稀に急性散在性脳脊髄炎を起こすことがあります。そのため、従来のものではない新ワクチンが2009年から用いられています。しかし、幼少期に従来ワクチンを打った人は、続けて従来ワクチンを打つことが勧められています。

 

 値段は?

値段は、病院によっても異なりますが、大まかなものは以下を参照してください。

国立国際医療研究センター

出典; 国立国際医療研究センター予防接種の価格

スケジュールはどう組めばいい?

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上記の通り、予防接種にはある程度期間が必要です。

考えるポイントはこちら⬇︎

  • 受けなければならないものの中で、一番期間が必要な予防接種は?

3回接種に猶予がない場合、2回接種でもよいのか?2回接種の場合、期間はどれぐらい必要か?も確認が必要です。

  • 打つワクチンは生ワクチン不活化ワクチンか?

上の表の注記に記してある通り、生ワクチンの場合は28日間、不活化ワクチンの場合は7日間、他のワクチンを打つことはできません。

※ただし、医師が必要と認める場合は同時に予防接種を受けたり、期間を置かず打つことも可能です。

  • 近隣のトラベルクリニックはどこか?

場所によっては、交通費だけで何万円も必要になります。またその上にスケジュールを組むのも難しくなります。

 

思った以上に時間と費用の取られる予防接種。ぜひ前もってよい計画を立てておきましょう。

また渡航までに日が足りない!近くに予防接種を受けられる病院がない!という人は、渡航先で受けることもできます。海外の予防接種は比較的日本より短期で受けることができますし、費用も安いのでオススメですよ。ただし、安心できる病院を選ぶことがマスト条件ですね。

では、海外旅行準備期間も楽しみましょう。

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まんくまり

まんくまり

90年生まれ。ゆとり世代ど真ん中。ネパール語講師、ツアーガイド。ネパールという国と雄大なヒマラヤと純粋なネパール人を愛しすぎて、この国に骨を埋めたいとまで思う。チャコール絵画が趣味。

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