電解次亜水の効果は?アクアシュシュ生成器で作ってみたレビュー

電解次亜水の効果は?アクアシュシュ生成器で作ってみたレビュー

電解次亜水の効果のほどはいかに?実際にヒロセ電機のアクアシュシュで電解次亜水を作って使用しました。

本当に効果はあるのでしょうか。おすすめの次亜水生成器は?使用感や気になる点についてレビューしてみたいと思います。

ちなみに私はアクアシュシュを中国で使っています。詳細レビューは記事の下の方に書いています。

電解次亜水とは?

電解次亜水は食塩水から作る除菌水です。

最近人気の次亜水(次亜塩素酸水)は強力な殺菌・消臭作用がありながら、有機物があるとただの水に戻ってしまう性質があります。

その高い殺菌力は実証済み。

微生物の大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、緑膿菌、連鎖球菌、カンジダ、黒コウジカビ、MRSAまたウイルスのインフルエンザ、ノロウイルス、ヘルペスウイルスなどあらゆる菌に効果があります。一般的な消毒剤・殺菌剤である塩化ベンザルコニウム0.05%(500 mg/kg)と、次亜塩素酸ナトリウム(200 mg/kg)よりも高い殺菌力があります。

また、元々は食塩水なので安全性が高いのも特徴。病院の除菌や、赤ちゃんがいる家庭での殺菌、食品の殺菌などに用いられています。

いわば、オーガニックなカビキラー。

ただし弱点もあります。

それが、「保管が難しい」ということ。紫外線に弱いので、市販のスーパー次亜水などは1ヶ月経つと効果がかなり落ちてしまいます。時間がたつにつれ日光と化学反応を起こしてしまいます。

しかも市販で売られていいる次亜水は4L,10L,15L,20Lなど家庭では使い切るのに何か月もかかりそうな量で売られています。しばらくたつと効果が薄れてしまうので買い置きが出来ないのですが、まとめて購入している人もおられるでしょう。

そこで家庭用次亜水生成器が注目を集めています。簡易な次亜水生成器があれば、殺菌機能のある次亜水(次亜塩素酸水)を手軽に自宅で生成することが出来ます。そして効果の高いうちに使用することが出来るのです。

市販の生成器は3機種のみ

2016年7月現在、家庭用次亜水生成器として市販されているのは3機種のみです。

まとめてみると次のようになりました。

名前 クリーンメーカー アクアクリン アクアシュシュ
写真 cleanmaker aquaclean  aquashushu
価格  19,800円 19,800円  6,500円
有効塩素濃度  最大1200ppm  最大200ppm  50~80ppm
PH値  7.8-8  7.3-9.8  7.5以上
1回に生成できる量  500ml  300ml  30ml
生成水溶液  次亜塩素酸ナトリウム 次亜水・次亜塩素酸ナトリウム  次亜水

では1つずつ検証してみましょう。

クリーンメーカー

まずクリーンメーカーですが、何といっても有効塩素濃度最大1200ppmという機能は魅力的です。一概には比べられませんが、歯科医が勧める生成器は500ppmで15万円程の機種ですので、1200ppmを作れる生成器がわずか2万円というのはかなりお得感があります。

ちなみにこの有効塩素濃度を分かりやすく言うと、有効塩素濃度が高いほど殺菌力が強い(あらゆる細菌に効果がある)と考えて大丈夫です。参考に除菌消臭に必要な有効塩素濃度を挙げてみるとこのようになります。

1.ベビー用品除菌(200ppm 1:5)
2.手先除菌(120ppm 1:9)
3.歯ブラシ、入れ歯の除菌消臭(200ppm 1:5)
4.革靴、ブーツの除菌消臭(200ppm 1:5)
5.ペット用具の除菌消臭(120ppm 1:9)
6.自動車の除菌消臭(200ppm 1:5)
7.キッチンの除菌消臭(200ppm 1:5)
8.浴室除菌(200ppm 1:5)
9.果物・野菜の除菌(40ppm 1:29)
10.床・絨毯の除菌消臭(200ppm 1:5)
11.食器の除菌(600ppm 1:1)
12.まな板の除菌(600ppm 1:1)
13.冷蔵庫の除菌消臭(40ppm 1:29)
14.タオル・ぞうきんの除菌消臭(200ppm 1:5)
15.おもちゃの除菌消毒(200ppm 1:5)
16.リビングの除菌消臭(120ppm 1:9)
17.カーテンの除菌消臭(120ppm 1:9)
18.ごみ箱の除菌消臭(600ppm 1:1)
19.トイレの除菌消臭(600ppm 1:1)

ただしここで注意していただきたいのは、これは次亜塩素酸ナトリウムの値です。次亜塩素酸水とは似て非なるものです。つまりこの値と次亜水の値は異なります。あるデータによると次亜塩素酸ナトリウム1000ppmと次亜塩素酸水40ppmはほぼ同等の殺菌力があるとも言われています。

またクリーンメーカーは1回に生成できる量も500㏄とかなりの量が作れます。500㏄あれば家じゅうをスプレーで吹きかけても足りる量です。量の多さは魅力的ですね。

アクアクリーン

アクアクリーンは、選べる3つのモードがあるのが特徴です。

掃除水モード(水酸基:塩素濃度1.9ppm/ph7.3):生成時間1分
テーブルやテレビなどの拭き掃除、ブラシの除菌など
弱洗浄モード(電解次亜水:塩素濃度75ppm/ph8.5):生成時間 3分
野菜や果物の洗浄/まな板や包丁の除菌/歯ブラシや入れ歯のお手入れ/靴類の除菌/水虫予防/おもちゃ/冷蔵庫の拭き掃除 エアコンフィルターの清掃/雑巾の洗浄/ペット用品のお手入れ など
強洗浄モード(次亜塩素酸ナトリウム:塩素濃度200ppm/ph9.8):生成時間5分
トイレの便器や便座の清掃、洗浄便座のノズル洗浄/お風呂場のカビ予防/悪臭が発生する場所 など

塩素濃度とPH値を細かく設定できるので、赤ちゃんやペットのいる家庭に効果的です。

生成中の青いネオンライトの光もカッコいいですね。クリーンメーカーと比べると、有効塩素濃度と1回に生成できる量で負けている分、3つのモードとビジュアルで巻き返しているという印象です。ノロウイルスやインフルエンザの時期に次亜水を作りたいという人はこの機種を選んでおけば間違いないでしょう。

アクアシュシュ

我が家が使っているアクアシュシュはそのお手軽さと低価格が売りです。といっても安かろう悪かろうではありません。出来あがった次亜水はその役割をきちんと果たしてくれます。

電解次亜水による除菌効果は以下のようになっています。

  • 腸炎ビブリオ(250000個→30秒後検出限界以下に)
  • サルモネラ菌(450000個→30秒後検出限界以下に)
  • 黄色ブドウ球菌(440000個→30秒後検出限界以下に)
  • 大腸菌(580000個→30秒後検出限界以下に)
  • セレウス菌(150000個→30秒後検出限界以下に)
  • カンピロバクター(880000個→30秒後検出限界以下に)
  • 黒カビ(120000個→1分後検出限界以下に)
  • O-157(490000個→30秒後0個に)
  • A型インフルエンザウィルス(1800000個→30秒後0個に)

また3つの中で唯一電池使用となっています。コンパクトで引き出しにスッと入るサイズですのでスペースの限られているところでも使えます。

また6,500円という低価格も嬉しいところですね。効果のある次亜水が他の機種の3分の1の価格で手に入るのは驚きです。コストパフォーマンスは一番でしょう。

アクアシュシュ使用レビュー

普通に日本で使う用途なら、クリーンメーカーかアクアクリーンで迷うところだと思います。

が、私は「中国に持って行きたい」、「生成量が少ないところはマンパワーで解決」、「有効塩素濃度が低くても除菌効果は実証されている」ことを理由に、アクアシュシュを購入しました。

IMG_2253

結果、非常に満足しています。

まず、アクアシュシュの大きさは高さ14センチと文庫本サイズです。実際に手に取ってみるとおもちゃのようなチープさを感じます。これは致し方ないことですが、生成量も30mlと少ないため、何度も作るか、漏斗などを使って自動生成できるように改造する必要があります。この辺は価格なりの仕上がりです。

次亜水の作り方は簡単です。キャップの線まで水を注ぎ(30ml)、食塩を付属のスプーンですりきり一杯(3g)入れます。出来た食塩水を上からそそぐと勝手に電解が始まり炭酸のような細かな泡が出てきます。同時に下の口から出来上がった次亜水が流れてきます。この間約30秒。

におってみるとツーンとした塩素のにおいがします。プールのにおいというと分かりやすいですね。付属の試験紙につけてみると見事に反応があります。

実は私が中国で住んでいる家は入居する前にカビが大発生しており、強烈なにおいがありました。

それで、出来上がった次亜水をスプレーして回りました。

すると、家じゅうが一旦、プールのにおいになりますが、しばらく経つと無臭になります。。あんなに臭かった家が見事に消臭されたのは素晴らしいです。実際に除菌できているのかは正直見ても分かりませんが、消臭されたということは菌も死滅したのでしょう。

市販の洗剤でなかなか落ちなかった風呂場のぬめりも綺麗になくなりキュキュッとなりました。台所の独特のにおいやぬめりも無くなりました。

嬉しいのは冷蔵庫の中や歯ブラシなどなかなか除菌できない所も除菌できることです。

我が家ではほぼ毎日次亜水を作るようになりましたが、毎日作ってみると30mlという量もちょうどいいように思えます。多すぎても効果が無くなればただの水ですので、普段使いで生成量は特段気になりません。

 

また、中国で外食をする時に気になるのが、「食器ちゃんと洗ってるのか?」というところ。実際しゃしゃっと洗ってる店がほとんどなので、食べる前に次亜水で消毒しています。

携帯用には、百均で小型スプレーボトルを買って使っています。この時注意したいのは、遮光性のボトル(メタルアトマイザーなど)を用意すること。透明のものだと紫外線によって化学反応を起こしてしまいますので。

ちなみにAmazonで見てみると、次亜水用の遮光性ボトルが売られています。

という訳で、アクアシュシュを購入して中国に持ってきましたが大正解でした。日本でも衛生に気を使う家庭には必須のアイテムだと思います。自宅で簡単に次亜水を作ってみてはいかがでしょうか。

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HODAKA

HODAKA

広州在住フリーランス、「たびハック」編集者。2014年に北京で海外暮らしをスタートさせました。夢は大草原に小さな家を建てることです。

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  1. […] の3つのモードがあり、たいへん便利そう。 たびハックというサイトが3種の生成器を比較してくれていますが、現在は”アクアシュシュ”に2が出ています。 いずれにしても、防災グッズとしても […]

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